▶PUBG ASIA INVITATIONAL MACAO 2019
昨年に韓国釜山BEXCOで開催された「kakaogames 2017 PUBG ASIA INVITATIONAL G-STAR」に次いで2回目のアジア地域大会であると同時に、今年7月に開催された「PUBG GLOBAL INVITATIONAL 2018」に続く、3回目となるPUBG Corp.主催の正式な国際大会となります。
アジア地域大会である「kakaogames 2017 PUBG ASIA INVITATIONAL G-STAR」では、Spuad部門優勝は中国iFTY、Duo部門優勝は韓国Kongdoo Reddot、Solo部門優勝は韓国SexyPiG選手で、国際大会の「PUBG GLOBAL INVITATIONAL 2018」では、TPP部門優勝が韓国Gen.G Gold、FPP部門優勝が中国Oh My Godでした。
PUBG Corp.主催のPUBGの国際大会は各リージョンの予選、若しくはリーグを勝ち抜いたトップチームのみで試合が行われ手に汗握る戦いが繰り広げられます。各リージョンのファン達が自分の好きなチームを応援し、全世界から注目の集まる試合はとてもエキサイティングで視聴者を魅了します。そして、実際に会場で見ているファンは更に会場を盛り上げ、選手達へエールを送っていました。
PUBGの競技シーン(PUBGに限った話では無いですが...)は、上記の大会の結果を見てもわかるように韓国と中国がとても力を持っています。
PJS大会運営チームは、日本のPUBG競技シーンで活躍する選手達の技術力向上の為にこれからも尽力していきます。
そして、「kakaogames 2017 PUBG ASIA INVITATIONAL G-STAR」「PUBG GLOBAL INVITATIONAL 2018」「PUBG ASIA INVITATIONAL MACAO 2019」のような世界の注目が集まる大会で良い結果が残せるようなチームが育ってくれることを願っております。
▶日本代表の健闘の結果
今回の結果は、「SunSister Suicider's」が16/16位、「Crest Gaming Xanadu」が11/16位となりました。
日本代表選手は@2222_sab_n、@CrazySam357、@gabha999、@sinobylol、@Aries_Pudge、@ribo_taro、@kuraa231、@pureboy0の8名です。
初日の第一戦では、日本代表は5位6killと6位4killと出だしは好調となりましたが、惜しくもそのあとは良い結果がなかなか出ず両チームともに生存順位2位はとりましたがドン勝をとるまで至りませんでした。
今回のPAI MACAO 2019のチームの動き方はとても特徴的だったと思います。誰しもが思った事だと思いますが、韓国や中国のチームは家屋を積極的に押さえるのでなく起伏のある土地を利用していることが非常に多く見受けられました。
これは、今までのPJSのようなサバイバル重視の得点ではハイリスクローリターンになりそうですが、韓国で行われたPKL season2のポイントルールに適用した時はハイリスクハイリターンとなります。
更に、マップ研究の進んでいるチームからするとローリスクハイリターンになるポジションがどこなのか正確に把握していることでしょう。
PJSも、今後PUBG GLOBALのルールが適用される予定ですのでPJS参加チームは立ち回りの見直しが必要なのではないでしょうか。
ポイントルールの変更は、いわゆるメタの変化であります。いかにチームの動きを変えられるか。変える為の研究が足りるものなのか。PUBGは一人一人の力の差が実際の順位になりにくいゲームです。より指揮官の役割が重要になるでしょう。
PUBG ASIA INVITATIONAL MACAO 2019の最終結果
左から「順位」「チーム名+ドン勝数」「キル数」「気絶数」「被ダメージ平均」「平均電磁パルス被ダメージ秒数」「順位ポイント」「キルポイント」「合計ポイント」
▶会場周辺の様子
「PUBG ASIA INVITATIONAL MACAO 2019」が開催された地は、如何にもマカオといった街並みでホテルで溢れていました。
実際の会場もとても広く、超大型モニターが設置され大会を盛り上げていました。
会場周辺(日中)
会場周辺(夜)
会場内の様子