■PJSseason5新しいカタチ
1年間3シーズンから2シーズンへの変更や新型コロナウイルスの影響で開催前から様々な変更が発生してしまったPJSseason5ですが、いよいよ明日より始まる視聴者の皆様へ、より一層楽しんで頂けるようにPJSseason4からの変更点のご説明と、昨年末に実施したPWI2019で頂いたアンケート結果に対しての回答をさせていただきます。
■Grade1の試合をオンライン実施日に限り6試合へ
今まで1日5試合でしたが、6試合まで実施出来る目処が立ちましたので1日6試合に変更致しました。これ以上の試合数は選手の皆様のコンディションや配信時間が長期化することでの視聴者数低下などの懸念点などがございますので慎重にPUBG Corp.と協議を重ねていきます。
■賞金増額
今シーズンでの賞金は全額ご協賛企業様である「WebMoney」様より拠出頂いており、その内訳は以下の通りです。
シーズン総合優勝:1,000,000円
・Phase1
ドン勝賞:100,000円
モストキル賞:100,000円
PGS#1 出場への副賞:500,000円
・Phase2
ドン勝賞:100,000円
モストキル賞:100,000円
PGS#2 出場への副賞:500,000円
■G2でもリアドン予想
今までGrade1で実施し、大変ご好評頂いておりましたリアルタイムドン勝予想ですが、今シーズンからGrade2でも実施出来るようにいたします。
リアルタイムドン勝予想を簡単に投票出来るページはこちら
今回の景品は「日本ケンタッキー・フライド・チキン」様より全国で使用できる商品券”KFCカード1000円分”に加えて「Acer」様より高性能ゲーミングモニター”Acer NITRO XF2”となります。是非Grade2から配信をご覧ください。
■インターバルコンテンツを追加
Grade1でのオンライン試合が6試合になりましたのでインターバル期間中にスポンサー企業様と連携したユニークなコンテンツを実施予定です。Day1ではPWI2019で好評だった「あばねっと abara」を予定しております。
■Grade1ではWEBカメラを使った中継インタビューを実施
PGS#1への予選大会を兼ねるGrade1ではPUBG Corp.の要請により全選手WEBカメラを使用しての参加となります。そこで前シーズンと比較して、選手の露出機会が減ってしまうためこのWEBカメラを利用して中継的にインタビューなどが出来るようにいたします。オフライン実施時とは大きく変わってしまいますが、視聴者の皆様に選手の奮闘している姿をお届け出来るような施策を実施する予定です。
併せてこの場をお借りしてPWI2020視聴者アンケートで頂いたご意見の中で、皆様へのご説明が足りていなかったと判断したものに関してご回答させていただきます。
■なぜPJSでは海外大会と比較して長めのインターバルを設けているのか
まず選手の休憩、反省/ミーティング、水分補給、トイレなどの理由で最低でも10分前後は必要だと考えております。更にPWIのような大きな会場では選手が選手席から控室に移動するにも時間がかかりますしトイレの数も限られております。また出演者やスタッフが移動や休憩をしたり、フィードバックと調整をおこなったりする時間としても使っていることからPWI2019のような大型イベントではレギュラーシーズンより長めにインターバル時間を設けています。
他にも海外大会との比較をされることもありますが、PJSは皆様ご存知の通りインターバル中に多くのスポンサー企業様のコンテンツを実施しております。例えばアナリストコーナーは単純な解説コーナーだけではなく、スポンサー企業様のプロダクトをご紹介する時間という側面ももっております。PJSはスポンサー企業様のサービスを最適な形でプロモーションすることで、支援を受けてこれまで2年間も継続開催することが出来ています。とはいえ、なるべく待機時間を減らすべくPJSseason4ではPJSseason3と比較して大幅なインターバル時間短縮を実施しました。スポンサー企業様はインターバル中のプロモーションコンテンツにも非常に大きな価値を感じてご協賛していただいておりますので、インターバルの時間がPJS開催にとって重要な時間であることを何卒ご理解いただければと思います。
■なぜ選手席ではなくステージでインタビューを実施しているのか
理由は前述と同じように、インタビューをおこなっている場所はスポンサー企業様のロゴが掲載されたインタビューボードの前で実施しております。インタビューボードは配信上で露出するだけではなく、メディア様のスチール撮影の背景となるため各媒体にも露出が見込めます。また、インタビュー自体を無くしてほしいという意見もございましたがPUBGはゲームの性質上、試合中の選手露出機会が5vs5のゲームタイトルなどと比較して少なくなってしまう傾向にあります。そのためにドン勝したチームが既存ファンだけではなく将来のファンのために最大限アピール出来る時間として使えるように毎回インタビューを実施しております。
■なぜサッポロビールプレミアムシートを最初に販売しなかったのか
楽しみにされていた方々には大変申し訳ありませんでした。本来は最初のチケット販売と同時に販売する予定でしたが、アルコールを販売するという特性上関係各所との調整に時間がかかってしまった為、初回販売タイミングとずれての販売となってしまったことをお詫び申し上げます。次回同様の施策を実施する場合は皆様に最適な形でチケット販売が出来るようにいたします。
■なぜ普段のPJSの公開生放送はチケット販売しないのか
普段PJSを実施している試合会場は本来TVスタジオで建造物の申請されており、興行施設としては申請されていないため、チケット販売をおこなうことが難しい状況です。何卒ご理解いただければと思います。
■なぜモデレーターを用意していないのか
PWIに限らずPJSでは普段から1~2名のモデレーター(運営・制作会社ではなく主催である弊社スタッフが担当)をいれております。基本的に1度目は警告の意味で一定時間コメント出来ないようになり、2度目以降はコメント禁止となるように運用しております。あまりにもコメントの流れが早い場合は2名体制でも不適切なコメントを排除することができない場合もございます。今後もモデレーターをいれて、努めて対処していく所存でございます。
■なぜGrade2は平日開催なのか、Grade1を平日開催して試合数を増やしてほしい
PJSは常設スタジアムで行われるような試合ではないため毎回設営と撤収をおこなっております。参考URL:設営と撤収の様子
レギュラーシーズンでは毎週金曜日の朝にスタジオに機材を搬入しGrade2の開催と並行して会場設営を行った後、土曜日にGrade1を実施、終了後はその日の内に撤収を行っております。これにより試合と会場設営を並行して行うことで設営にかかる人件費や会場費などのコストを下げて、その分を配信コンテンツ制作に使用しております。
また、以前出場チームにアンケートをとったところ、平日にGrade1を開催した場合、出場出来る選手は半数しかおらず、平日開催については現時点で実施するべきではないと判断しております。
■なぜLANサーバーを使用していないのか
PUBGにおいては一部他タイトルとことなり、LANサーバー設置にPUBG Corp.本部から派遣される専門のエンジニアの常駐が必要になります。PJSは毎週末開催のためにエンジニアのスケジュール確保が難しく、現在はイベント用サーバーを使用しています。平日を含めた短期間開催が見込めるようになった場合やLANサーバー設置にかかる人員・コストの見直しができた場合に、再度検討いたします。
■最後に
2019年から2020年にかけて大きく形は変わってしまいましたが、大会運営チームはPJSが日本のesportsを牽引し、日本チームと選手の活躍出来る環境を整備すべく、関係各社と協力しながらより一層邁進して参りますので、今後ともPJSをよろしくお願い申し上げます。
以上