■はじめに
さて、2020年7月31日から始まるPJSseason6についてseason5から継続されるものと大きく変更する点をご説明させて頂きます。
■スケジュールについて
コロナ禍において2020年に予定されていた多くのイベントスケジュールを変更せざるを得ない状況が発生しております。つきましては関係各所と協議した結果、以下のスケジュールで開催致します。
※以前の発表内容(http://pubgleague.vntkg.com/news/detail/aboutpjss5)
PJSseason6スケジュール
Phase1
Grade1:8月1日/8月8日/8月15日
Grade2:7月31日/8月7日/8月14日
・PCS Asia #2 開催(スケジュールは調整中、公式発表をお待ち下さい)
Phase2(予定)
Grade1:10月3日/10月10日/10月17日
Grade2:10月2日/10月9日/10月16日
■開催形式について
16チーム64名が試合会場に一堂に会して実施するというのがGrade1の魅力の1つでしたが、現時点では1つの会場に選手64名と出演者、制作スタッフが集まりながらソーシャルディスタンスを保つことが難しい状態であることから、PJSseason5に引き続きGrade1はオンライン開催とさせていただきます。ただし常に新型コロナウィルスの感染状況や、他の興行・イベント開催状況をチェックしながら様々な方法を検討しておりますので、最終日のみオフライン開催などの目処がたった場合は別途お知らせいたします。
■国際大会への出場権について
年初に計画した本来の年間スケジュールであれば、10月開催のPUBG Global Seriesの出場権を懸けたリーグとしてPJSseason6は企画されておりましたが、コロナ禍においてPUBG Global Seriesの開催は中止となりPUBG Continental Seriesに置き換えられました。そのためPUBG Corp.と協議した結果、当初の予定を変更してPhase1の上位2チームをPUBG Continental Series #2の日本代表チーム、Phase2の上位2チームをPUBG Continental Series #3の日本代表チームとして選出いたします。
※PJSseason5と同様の方法です。
■大会スポンサーについて
今シーズンは前シーズンに引き続き LEVEL∞・AMD様、Predeator powered by Acer様、SAPPORO BEER様、LoFT様、MARKSMAN、様にご協賛、そしてZOZOTOWN、様、DXRacer様に特別協力を頂いております。更に新たにおやつカンパニー様にご協賛頂くことが決定しております。詳細はこちら(http://pubgleague.vntkg.com/news/detail/s6sp02)
また日本ケンタッキー・フライド・チキン様、Logicool G様とはスポンサー/スペシャルサポート契約が満期を迎え終了いたしました。コロナ禍によって全ての予定が大きく変わってしまうという非常に困難な中でもPJSを一緒に盛り上げ、サポートして頂き大会運営チーム一同心から感謝しております。
※PJSでは原則一業種一社の方針を取っております。
■大会ルールについて
・Sanhokの削除
PUBG Continental Series: Charity Showdown Asiaでは当初Sanhokが採用されていたため、PJSseason5 Phase1でも同様に採用しておりました。
※ただし実際にはPUBG Continental Series: Charity Showdown Asia開催中に技術的なトラブルが発生していため、Sanhokはマッププールから削除されました。
PJSseason6から選出される日本代表チームが参加するPUBG Continental Series Asia #2ではSanhokがマッププールから削除されているため、PJSseason6 Phase1においてもマッププールから削除いたします。
※ただし、今後マップのアップデートなどによっては再度追加される可能性がございます。
・C4/Sticky Bombの削除
ライブサーバーパッチ7.3で仕様が変更されたC4爆弾に関しては、国際大会の基準ルールであるSUPERルールが更新されるまで、PJSでは当面の間リスポーンしない設定にいたします。SUPERルールが更新された場合はタイミングを考慮しながらあわせて変更いたします。
■アンケート結果について
PJSseason5終了時に実施したアンケート結果の一部を公開いたします。
※無許可での画像データ二次利用はご遠慮ください。
■ご意見ご要望について
アンケートで頂いたご意見ご要望の中から、皆様へのご説明が足りていなかったと判断したものに関してご回答させていただきます。
①海外大会と比較してインターバル時間が長すぎる。
インターバルに関しましては以前もお答えさせて頂いた(http://pubgleague.vntkg.com/news/detail/new-pjs-season5)通り、PJSの運営費の多くはスポンサー企業様からのご協賛費で賄っております。これはまだ日本では海外のように放映権やチケット販売、グッズ販売から得られる収益の比重がそこまで大きくないためです。つきましてはPJSの継続実施のため引き続き何卒ご理解をお願い申し上げます。とはいえあまりにも長い配信時間は視聴者の離脱等のデメリットもあるため、PJSseason6ではインターバルの挿入方法を変更し約20~30分ほどの時間短縮を目指しております。
②Phase制度を廃止してPaRの実施回数を増やしてほしい
Phase制度にはメリットデメリットがあると考えております。今までのデータでは昇格と降格が決定するDay3とDay6に視聴者が集まりコメントも盛り上がっており興行としての側面を考えた場合、簡単に廃止する判断することは難しい状況です。ただPhase制度により安定したチーム運営や選手活動が難しいという事も理解しております。PJSseason6では難しいですが、来年以降を見据えて、興行大会と競技大会のバランスが上手くとれるように努力いたします。PaRに関しては実施方法の変更は検討しております。ただし国際大会のスケジュール次第にはなりますので決まり次第別途お知らせいたします。
③チームボイスを工夫してほしい
PJSseason5では試験的に試合中のチームボイスを配信中にお聞かせる施策を実施しました。選手の臨場感溢れる音声は好評をいただきました反面ボイスを出すタイミングなどには課題点が残りました。また、ボイスチャットが聞きたいのであれば個人配信を見てほしいというご意見もございましたが、スマートフォンのみで視聴されているお客様も多いため今後も継続する予定です。PJSseason6では前回の反省を生かして、オンラインながらも皆様に選手の手に汗握る攻防を感じていただけるようにいたしますのでご期待ください。
④各チームの生存情報をもっと表示出してほしい
PJSseason5では試合配信中のMAP画面に切り替えたときだけ、各チームの生存情報を表示しておりました。あれは手動で集計したものを表示するというアナログな手法を用いていましたが、PJSseason6からはPCSでも使用されていたリアルタイムで生存情報を取得しゲーム画面に表示するシステムの利用目処が立ちましたので試験的に導入する予定です。PCS以外では導入事例が少ないため、もしかすると最初は上手く表示出来ないかもしれませんが改良を重ねて皆様に情報をお伝えできるようにいたします。またMAP配信にも生存情報を表示してほしいとのご要望もいくつか頂いておりましたが、現在のシステムでは表示することが難しい状況です。何卒ご理解いただければと思います。
⑤スーパチャットを大会賞金にしてほしい
公式配信に寄せられた皆様からのスーパチャットの収益を大会賞金に充てて欲しいというご意見をいただいておりますが、現状大会に出場する選手もスーパチャットを利用出来るため、様々な観点から賞金には充ててはおらずPJSの運営費用として使用させて頂いております。例えばPJSseason5ではスタジオの利用費約1日分として使用させて頂きました。誠にありがとうございました。
■最後に
いつもPJSをご覧になっていただいている視聴者の皆様、そして視聴者を感動の渦に巻き込む熱い激戦を見せてくれているチームと選手の皆様のおかげで、PJSは無事2周年を迎えることが出来ました。PJSαリーグを開催するときに定めた1つの目標が「プロリーグを1年以上継続して開催する」ということでした。これまでも1年以内に終了してしまう国内プロリーグが少なくない中でPJSが無事3年目に突入することが出来たのもひとえに皆様方のおかげでございます。この場を借りて心より感謝申し上げます。
さてPJSseason5を振り返ると大きなトピックとして、1つ目は配信同時視聴者数が過去最高の28,432人を達成したことです。αリーグ開催時は3,852人であったことを考えると非常に大きな成長で、他リージョンのPUBG大会の視聴数と比較しても高い数値となっているため、PUBG Corpからも高く評価していただいております。
またPJSにご協賛頂いているスポンサー企業様からもPJSとPJSの視聴者の皆様を高く評価していただいております。特に視聴者の皆様が自主的にスポンサー企業様の製品を購入した写真や、企業様を応援するテキストなどをSNSにアップロードしてくださる姿に、ご担当者様は本当に驚いているそうです。皆様の行動の1つ1つが、FPSゲームに協賛するという高いハードルをクリアしてくださっている各企業のご担当者様を支えていると大会運営チームは考えております。今後もスポンサー企業様に関する積極的にツイートをしてくださると幸いです。PJS営業チームも「選手」「スポンサー企業」「視聴者」の三本柱でPJSが更に盛り上がっていけるように努力いたします。
参考:http://blog.sapporobeer.jp/play/10996/
参考:http://note.com/nasobem/n/n9445ada017d5
2つ目のトピックとしてコロナ禍における環境の変化がございます。
オフライン開催の中止、スケジュール変更など関係各所の皆様にはご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした。PJSseason5を通してオンラインでも試合を開催することが出来るオンラインゲームの強みを感じた反面、様々な形でオンラインでの観戦体験を高める必要性も感じております。アンケート結果にもありましたように、ウィズコロナ時代では配信コンテンツを視聴する時間が増えているようです。そこで、今までの多くのゲーマーにPJSを認知してもらうという方向性を少し変更して、今後はゲームを知らない人にもPJSがどれだけすごいのか、楽しいのかということを知ってもらえるような施策を更に打ち出していきたいと思っております。これまでもPJSはゲームをプレイしていない層が視聴しているということが分かっていますが、その層を伸び代として増やしていく予定です。
アンケートに記載して頂いたお客様からのたくさんの温かいお言葉、励みになります。今後もPJSはより多くのプレイヤーがプロシーンで切磋琢磨し活躍出来るようにPaRの実施方法や、国際大会へ向けて試合数を増やしレベルアップを目指せるようにG1とG2の統合策など、様々な施策の可能性を探りながら、PJSをより良い大会にし多くの皆様に愛される大会にするため大会運営チームは誠心誠意努めて参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
以上